日本ハラール協会は、JAKIM(マレーシア)、MUIS(シンガポール)、BPJPH(インドネシア)、HAK(トルコ)及びGAC(湾岸諸国)とMOIAT(UAE)から承認・認定されたハラール認証団体です。
2013年に、『和食』がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを受け、和食の根幹となる“だし”を世界中へ伝えるために、ハラール認証を取得致しました。
おかげさまを持ちまして、2015年の認証取得より7年間で、マレーシアや台湾を中心に、アジア圏での新たな販路を開拓することができました。また、日本国内でもハラールレストラン様からの需要もあり、今や弊社にとって欠かすことのできないものとなっています。
認証取得を目指した当時、弊社にはムスリムが在籍しておらず、まずはイスラームの文化を知るところから始めました。様々なセミナーに出席し、有識者の方々と意見交換を行いながら、食品だけでなくイスラームの教義や生活様式等を学び、弊社としてできる最大限の努力をして参りました。
もちろん、弊社も営利団体である以上は利益を追求する必要がありますが、その中にあっても京都で百年の間、商いを続けさせていただいた企業として、おもてなしの心を忘れず、ムスリムの方々の心に寄り添い、安心して“だし”をお召し上がりいただくことを信条としております。
担当者から一言
弊社は和食の中心・京都で百年の間、商いを続けさせていただいております。厳しいお客様に吟味された知識と経験を基に、更なる和食文化の世界への発信に寄与して参る所存でございます。