よくあるご質問
入会について
NPO法人 日本ハラール協会のメンバーになるにはどうすれば良いですか?
NPO法人 日本ハラール協会では随時賛同メンバーを募集しております。“入会案内 日本ハラール協会会員お申し込み”ページ内のフォームよりお申し込みください。
会員への入会条件はどのようなものですか?
入会条件等は特にありません。学生、個人、法人どなたでもお申込いただけます。
ハラール接遇主任講習・ハラール管理者講習について
どのように申込をしたらよいですか?
HPの”セミナー・講習”よりお申し込みください。
まだ参加は可能でしょうか?定員を教えて下さい。
定員に達した場合、講習1週間前であっても締切ります。HPより申込できる間はまだ参加可能です。
参加条件等教えて下さい。
特にありません。ハラール認証取得予定企業の方やホテル、レストラン関係の方が多いですが、官公庁、大学教員、学生など幅広く受講されています。
服装の規定について教えて下さい。
服装の規定は特にありません。受講されている方は、ビジネスからカジュアルの方までいらっしゃいます。またムスリムの格好にあわせる必要も特にありません。
受講すれば、管理者の資格がもらえますか?
講習終了後に試験を行います。合格点に達していれば、修了証を発行しています。
修了試験のために何か準備が必要ですか?
受講される方は、全く知識のない人も受講参加されています。特に事前学習は必要ありません。
修了証をいただくためには、改宗する必要がありますか?
ハラール管理者講習・接遇主任講習の修了証のために、イスラームへの改宗は必要ありません。
会員入会と講習の申し込みを同時に行いたいのですが。
お申し込みは、大変お手数ですが、HPより別々に行っていただく必要があります。入金の際は、まとめていただいて構いません。講習は会員価格となります。
礼拝室・キブラについて
礼拝室の設置を検討していますが、設置条件や必要なアイテムについて教えて下さい。
礼拝室は清浄で静かな場所であれば、特に設置条件はございません。但し、使い勝手の良し悪しはあります。
キブラコンパスやスマートフォンのアプリ等で礼拝の方角を示すキブラを確認されるムスリムもいますが、鉄筋構造の建物の中では磁石が正しく方角を示さない場合がありますので、予めキブラの設置がしてあるとムスリムにとっては有り難いです。また、ムスリムが自由に使えるよう、最低限礼拝マットと女性用の礼拝着をご準備されることをお勧め致します。
キブラシールを購入したいのですが。
当協会ではキブラシールのみの販売は行っておりません。キブラ設置の際は、弊協会のイスラーム法修学者を指導員として派遣させて戴きます。(有料)
ハラール認証について
ハラール認証を受けるにはどうすれば良いですか?
まずは申請用紙に記入の上メールにてご連絡ください。製造工程や材料について詳しく明記されたものをご用意ください。
仮にその時点でハラールではない要素があった場合でも、代用や製造過程の変更によりハラ−ルにすることが出来る事もありますのでご相談ください。書類での審査後、ハラール認証の可否を審査致します。
まずは“ハラール認証について”をお読みいただき“お問合せフォーム”よりご連絡ください。
認証取得にムスリム雇用は必須ですか?
認証取得条件にムスリム雇用が義務となっており、対応していただく必要があります。製造の認証では2年以内に最低1名、キッチン/レストラン認証は認証時より1名必須となります。協会からご紹介することも可能です。
ハラール認証製品にシールを貼りたいのですが。
基本的に、ハラールマークはシールのように剥がせるものでは対応しておりません。偽装が横行しているため、多くは直接製品に印刷で対応して頂いております。
海外の工場の認証を行いたいのですが。/海外のレストランで認証を取得したいのですが。
ハラール認証は基本的に生産国の認証機関で認証を取得します。当協会では、日本国内の工場、製造品に対してのみ認証を行っております。海外で認証を取得される際は、その国の信頼できるハラール認証機関で認証を取得してください。
その他のお問い合わせ
日本全国のハラールショップ・レストランのリストはありますか?
協会ではハラール肉使用をしていても、アルコールを取り扱うレストランはハラールレストランとしておりません。
国内でハラールレストランやハラールショップとされている所でも当協会がハラール認証をしていないレストランのご紹介はしておりません。
国内にいくつかのハラール認証機関がありますが、何が違うのでしょうか?
当協会では、食品産業のハラール化のみならず、給食や学食、病院食など公共性の高い分野でのハラール化を目的としています。
ハラール認証を第一歩とし、トータルサポートをすることで国内の食環境の改善を目指し“グローバルで信頼性のある認証”を目標に、食品技術者・イスラム法学者による監査を行い認証を実施しています。
基準を高め、信頼性のある認証体制を築く事で、海外市場においても通用するものを提供しています。また、日本製ハラール商品がより多くの外国の認証機関に認知され、各企業の貿易がスムーズになるように各国の認証機関と友好関係を結ぶための努力として、協会職員が定期的に現地へ渡り活動を拡大しております。
イスラム法での洗浄法
非ハラール品を扱った調理器具や調理に使うもの全てを、ハラール化する前にイスラム法にのっとり洗浄する必要があります。これは’不浄’なものを’清浄’にする、という行為になります。
当協会ではシャーフィイー学派の方法を用いており、方法としては7回の洗浄の内、1回を地と一緒に洗う、という方法です。この地とは、土のことを指しますがこの場合は専用の粘土洗剤を使用します。
イスラム教徒の方におもてなしをしたいのですが
イスラム教徒の人々が来日する際に何を食事として提供すれば良いのか。イスラム教徒の食べられないものは、ハラームな物(アルコール、またはそれを含んだ物。ブタ、またはその成分を含んだ物。)、非ハラールな物(イスラム法で処理されていない動物、またはその成分を含んだ物。)などです。一般的に野菜やシーフード(一部の学派を除く)は食することが出来ます。(詳しくは「ハラールとは」をご参照下さい。)
よく、ハラールレストランをご紹介ください、というお問い合わせを頂きますが、日本にあるハラール肉を取り扱うレストランは数多くあります。
しかし、ハラール肉を扱っていても、同時にハラームを取り扱っている店はハラールレストランとは言いがたく、また、肉はハラールだけど調理時にワインや、動物性を含む調味料を使用している場合はハラールにはなりません。
また、国内にあるハラール肉を扱うレストランといえばインド料理、パキスタン料理、トルコ料理、アラビア料理などが多く、おいしいお店もたくさんありますが、せっかく来日されている客人に自国で食べられるような物を提供するよりは是非、おいしい日本料理を食べて頂きたい、という方は調味料や調理法に気を配ってください。
ご家庭でおもてなしをする場合も、調味料はアルコール添加されているもの(醤油、味噌、みりんなど)はNGです(アルコール無添加であればOK)。天ぷらなどの揚げ物でも、野菜と魚介のみ専用で揚げている所は安心ですが、中にはトンカツや唐揚げなどと一緒の油を使用する所もありますのでこれであればNGです。調理道具、食器もできれば豚を調理した事のないものを使用する事が好まれます。
イスラム教徒のハラールのへのこだわりは、単に人の食べ物への好き嫌いとは違います。例えば、ポテトサラダにハムが入っていたのを、ハムを取り出すだけでOKになるのか、というとそうではありません。これはすでにハラームになったポテトサラダですので、それに触れる事さえも不快な気分にさせてしまう事もあります。
Halalの日本語表記について’ハラール’と’ハラル’のどちらが正しいのですか?
最近国内のメディアでもよく、ハラールやハラルの言葉を目にするようになりました。当協会では協会名にもありますように’ハラール’という表記を採用しています。
ハラールは、元々のアラビア語をローマ字表記するとHALAALとなります。発音すると’ハラール’とラとルの間を伸ばすのが正しい発音となります。従って、正しい表記はハラールであり、ハラルは日本人が英語のローマ字 ’HALAL’ という表記をそのまま読んだためにできた言葉だと言えるでしょう。一般的には’ハラール’の表記を今後も広めて行きたいと思います。
認証企業リストはありますか?
認証企業のリストは、こちらにあります。
日本ハラール協会 ハラール認証取得企業一覧 (公表企業のみ)
※公表を希望されない企業様もあるため、すべては公表しておりません。
日本におけるハラールのシェアや傾向を教えてほしい。
大変申し訳ありませんが、弊協会で調査しておりません。